世界的注目作『Slay the Spire 2』が示す、小さな選択の積み重ねが人間の"労働好き"を明らかにする構造
2026年3月6日、『Slay the Spire 2』というゲームが発売された。このタイトルを知らない読者も多いかもしれないが、場合によっては1000時間以上もプレイヤーを虜にするとんでもないゲームである。
本作はリリースから1週間で販売本数が300万本を突破。同時接続数(同じ時間帯に同じゲームを遊んでいる人数)が50万人を突破し、ユーザーレビューは圧倒的好評を記録している。
前作の段階で世界的人気タイトルであり、『1日外出録ハンチョウ』というマンガにもパロディされるほどには知名度があるわけだ。
では『Slay the Spire 2』の人気の理由は何か。それは本作がプレイヤーに楽しい知的労働を仕向けるようなゲームであり、同時に人間は労働が好きなのだと知らしめる作品だからだろう。
デッキを作り上げていくカードゲーム
『Slay the Spire 2』のジャンルは、デッキ構築型カードゲームである。やや聞き慣れないかもしれないが、まさしくカードゲームのデッキ(山札)を作っていく遊びなのだ。
カードゲームというと最初からデッキが完成しているイメージがあるかもしれないが、このジャンルにおいてはカードが少なめである。敵を倒したり、あるいはイベントに遭遇するとカードが手に入るので、それを集めてデッキを作り上げていくわけだ。





















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