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「残業100時間超の小学校教員」が、《教育の質》を高め「自己研鑽・家族・趣味」にもフルコミットできるようになったワケ

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高森先生
大学院に通い執筆活動も行う小学校教諭の筆者。時間を生む秘訣は「AIの使い方」にあった(写真:高森崇史氏提供)
  • 高森 崇史 熊本県公立小学校教諭/大学院生
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教員の働き方改革において、最もAIの恩恵を受けやすいのが「校務」です。

文部科学省が3月に公表した「GIGAスクール構想の下での校務DXチェックリスト」に基づく調査では、校務における生成AIの活用状況について教職員の「ほぼ全員」または「半分以上」が活用していると答えた学校は17.2%。この数字は、全国的に見れば過渡期であることを示しています。

注目すべきは、そのうち50.5%の学校が、働き方の改善に対する効果について「とてもそう思う」と回答している点。「先行してAIを日常的に使いこなしている学校の半数以上が確かな働き方改善を実感している」という事実です。

私自身も、AIを活用するようになって仕事のスピードが何倍にも上がりました。教師は事務作業が意外と多いため、生成AIを文章作成に活用できるだけで仕事速度はどんどん上がっていきますし、さらに幅広くAIを活用できるようになれば、より一層仕事効率を高めていくことが可能になります。

「スライド作成」も「所見作成」も圧倒的な時短に

基本となるのは、多くの学校で導入されているGoogle Workspace for Educationの「Gemini」や、Microsoft 365 Educationの「Copilot」といった、教育用クラウドに標準搭載された生成AIの活用です。

学校現場では、ゼロから文章や資料を生み出す「生みの苦しみ」に多くの時間が奪われています。例えば、学習発表会の台本づくりや、教育委員会へ提出する文書の「鏡文」、日々のメールのやり取りなど、形式や構成を考えるだけで一苦労です。ここでAIを活用します。生成AIに要件を箇条書きで伝えるだけで、目的に合った完璧な文章のたたき台が瞬時に完成します。

さらに強力なのが、「Google NotebookLM」などのツールの活用です。例えば、文字ばかりで構成された見学旅行や修学旅行の「行事計画書」をNotebookLMに読み込ませ、スライド作成機能を活用すれば、子どもや保護者向けの説明スライドが一瞬で生成されます。

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【AI活用の注意点は?】

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