大事な場面で落ち着こうとするほどカタくなる…「本番に弱い人」が知らぬ間に陥るジレンマの正体
不安や評価を強く意識していなくても、丁寧にやろうと意識したり、再現性を高めようとしたりする中で、動きを1つひとつ手順に沿って進めようとすることがあります。
その結果、かえって動きが分断されてしまうことがあるのです。
上級者ほど陥りやすい「注意の落とし穴」
動作の1つひとつに注意を向け、チェックポイントを増やし、細部を整える。それ自体は悪いことではありません。
練習や技術修正の場面では、むしろ不可欠な作業です。新しい動きを身につけるとき、精度を高めるとき、分解は必要なプロセスです。
ただし、それはあくまで「習得」のフェーズの話です。
本番で力を発揮する場面では、動きの中身を操作することよりも、状況に応じた反応が自然につながっていくことが重要になります。フォームではなく、今向き合っている対象に注意が向いている状態です。
そこで再び細部に入り込むと、ダイナミックな動きは分断され、判断が先に立ち、反応が遅れます。硬さやぎこちなさは、そこから生まれます。
それは能力が足りないからではありません。むしろ、技術を身につけ、動きを分解できる力があるからこそ起きる、上級者ほど陥りやすい注意の落とし穴なのです。
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