10万円「MacBook Neo」エントリーでもカラーを妥協しない理由とは? iPhoneのチップ採用で実現した"学生向け入り口戦略"の狙い

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一方で重視したのが「カラーバリエーション」だ。今回テストしたのは、ピンクに近い色合いの「ブラッシュ」。その他にシルバー・シトラス・インディゴを加えた4色展開である。

MacBook Airも同じ4色展開なのだがカラーへのこだわりはNeoの方が強い。

MacBook Airは本体色が違ってもキーボードはすべて同じ「黒」。だが、MacBook Neoはボディーカラーに合わせた、淡い色のキーボードになっている。また、本体裏のゴム足も、MacBook Airは黒に統一されている一方で、MacBook Neoは本体色に合わせてある。

キーボード
MacBook Air(写真右)のキーボードは黒で統一。しかしMacBook Neo(左)は本体色ごとにキーの色が変わる(写真:筆者作成)
MacBook Air底面
MacBook Airのゴム足は、どの本体色でも黒(写真:筆者作成)
MacBook Neo底面
MacBook Neoではゴム足の色を本体色に合わせている(写真:筆者作成)

低価格なのに「色にこだわる」特殊さ

これは、低価格機種としては異例のことであるだけでなく、多くのノートPCとも異なる。なぜなら、製造管理が複雑になり、その分コストが上昇するためだ。

「ゴム足なんて、単価にすれば小さなものでは?」

そう思う人は多いかもしれない。実際、ゴム足1つ1つの価格はごくわずかなものだ。だが、4種類の色ごとに調達・管理するとコストが上がる。製造工程は少しでもシンプルにしたいもの。低価格機種なら1円単位でコスト削減を積み上げるもので、キーボードやゴム足の部品バリエーションを増やすのは避けるものだ。一般的なノートPCでは、ボディにカラーバリエーションは作っても、キーは統一する場合がほとんど。ゴム足はいうまでもない。

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