【WBCを生観戦した結果】東京ドームで「大谷翔平の満塁弾」目撃が至福だった…現地で気づいた"熱狂の正体"とは
試合は、日本がチャイニーズ・タイペイに13-0で7回コールド勝ち。大谷選手は3安打5打点と、文字通りこの日の主役でした。試合後、球場で行われたポストゲームショーでは、猛打賞4打点の源田壮亮内野手がベンチでの会話を明かします。
「いや、みんなで言ってたんですけど、打った後に“大谷翔平が大谷翔平してたね”と」。
そんな一言も、この日の試合を象徴していました。
試合会場だけではない盛り上がり
現地で試合を見ることができたからこそ、ふと思ったことがあります。野球というスポーツは、やはりシンプルな構造の中で盛り上がる競技なのだということです。
真剣に試合の展開を追う人もいれば、焼きそばを頬張りながらゆっくり観戦する人もいる。どちらも自然に混ざり合っているのが、野球場のいいところです。
その熱狂は、球場の中だけで終わるものではありません。SNSを開けば、大谷選手のホームランを切り取った動画や写真がすぐに流れてきます。ニュースでもその映像が繰り返し紹介されます。
いまのスポーツイベントは、球場、SNS、ニュースといった複数の場所を行き来しながら広がっていくものだと思います。東京ドームで起きた出来事が、同時多発的に共有されていく。そんな構造がすでに当たり前になっています。
スポーツイベントの熱狂は、「テレビか配信か」という単純な話だけではなくなっているのかもしれません。メディアの形は変わっても、野球の楽しみ方の核はあまり変わっていないように感じます。
ビールを飲みながら、いいプレーに歓声を上げる。その空気を、東京ドームで久しぶりに思い出しました。いまのメディアは、この価値をどう共有していくのか。これからのスポーツの伝え方は、その問いと向き合うことになるのだと思います。
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