なぜ結成11年目で大ブレイク?紅白出場、楽曲がバズりまくる遅咲きアイドルグループ「M!LK」大躍進の"必然"を読み解く
『イイじゃん』のヒットから、間髪入れずに『好きすぎて滅!』で話題を呼んだタイミングで、紅白出場へ。そして、年始に『爆裂愛してる』の楽曲公開→MV公開と、たたみかけるように発表した。
10年以上キャリアのある彼らには、メロディアスな曲やバラードなど、幅広い楽曲がある。爆発的なヒット曲のあとは、ガラッと変えた楽曲を出したい、と考える戦略もあるだろう。
しかし、M!LKはあえて、コミカルで元気がもらえるような弾ける楽曲を続けてリリースする道を選択。「M!LKを見ると、なんだか元気がもらえる」というイメージを確立したように思う。
彼ら自身が26年の目標として、「日本を元気にしたい」とインタビューや公式SNSで語っている。その思いが、じわじわと伝播しつつある。恥ずかしがらず、手を抜かず、全力でやりきる。そのひたむきさが、気づけば見ている側にもエネルギーとして届いている。
M!LKの持つ「愛され力」とは
筆者自身、ここ最近M!LKの「引力」を身近で実感している。年末に実家に帰省した時のことだ。綾瀬はるか主演の土曜ドラマ『ひとりでしにたい』(NHK)を見ていた60代の父が、「相手役の男の子、アイドルなんだよね? かっこいいよね」と言ってきた。
綾瀬はるか演じる役は、伯母の孤独死をきっかけに終活と向き合いながらも、推し活を全力で楽しむアラフォー女性。日頃からアイドルのコラムやインタビュー記事を書いている娘(=筆者)と、重ねて見ていたらしい。その「相手役の男の子」こそが、M!LKの佐野勇斗だ。n=1の話ではあるものの、「俳優としての仕事がグループへの入り口になる」という現象を、目の当たりにした。
また、親戚で集まった時のことだ。小学生の娘やいとこたちが『好きすぎて滅!』を振りつきで歌っていたのだ。歌いやすく、口ずさみやすい。年代も性別も関係なく、それぞれの入り口からM!LKにたどり着く人がいることを、肌で感じている。
「M!LK」のグループ名には、「何色にも染まることのできる存在に」という意味が込められている。時代や求められる役割に合わせて柔軟に色を変えながらも、「人を元気にしたい」という芯はブレない。その熱量は、気づけば隣にいる誰かの日常にも届いている——それが、「日本を元気にしたい」の、現在地だと思える。彼らが長年掲げ続ける「ドームツアー」という大きな夢が叶う日も、遠くないはずだ。
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