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2月の日本が沸いた2つの潮流、「サナ活」の熱狂を生んだ高市首相がギフト問題に揺れる今こそ見習うべき「りくりゅう」の流儀

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  • 泉 宏 政治ジャーナリスト
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「まだ4年後の冬季五輪に挑むかどうかも落ち着いて考える時間がないので……」と苦笑する木原選手の顔を見ながら、三浦選手は会場に訴えかけるように目を大きく見開いて「(彼が)引退するときは、私も引退します」と言い切った。

2人の絆は競技をやめても続くという意思表示が、詰めかけた記者団の胸を打った。この発言に拍手しながら涙ぐむ女性記者も少なくなかった。

高市首相と共通する「あきらめない」

りくりゅうペアが記者クラブで揮ごうした「あきらめない」は、昨年秋の自民党総裁選で高市氏が何度も繰り返した言葉だ。確かに、高市首相にとっても「あきらめない」ことが総裁選出・首相就任につながったことは間違いなく、両者の共通点といえる。

そんな高市氏のファッションを模倣する「サナ活」は、従来の政治家への関心とは異なる親近感や共感をベースにムーブメントとして特徴づけられたことで、とくに若い世代の間で熱狂的な“推し活”につながったとみられている。

ただ、当事者も当惑を隠せない「りくりゅう現象」とは対照的に、「サナ活」は憲政史上初の女性首相という個人的人気の高さを受けて、高市早苗というトップリーダーが考え抜いて仕掛けた政治戦略だ。中央政界でも「賛否は分かれている」(自民党長老)といった厳しい見方が広がる。

“女房役”は同じ「木原」姓。高市首相(右)と木原稔官房長官(写真:ブルームバーグ)

25日の記者会見が「りくりゅう現象」の一区切りとなるのと同時に、始まったばかりの国会論戦で物議を醸しているのが高市首相の「カタログギフト」問題である。

高市首相が今回の衆院選で当選した自らを除く315人の議員に約3万円相当とされるカタログギフトを贈ったことが、野党やメディアなどから「自民党の金権体質の表れ」「政治とカネの問題への危機感喪失」などの批判が相次いでいる。

一部週刊誌の報道に対し、高市首相は24日夜、自らのXに次のように投稿した。

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