「高すぎて頼めない」「配達員も稼げずどんどん離脱」…ウォルトが「日本撤退」を発表。現役配達員が感じていた"予兆"とフーデリ業界の厳しい現状
ウーバーイーツ配達員+出前館配達員+ロケットナウ配達員として働いている私は、この文章を読んだとき「総合的に考えるとたしかにそうかもなぁ……」「もしかしたら今後、他のデリバリー企業からも撤退発表があるかもしれない」と感じた。
いったい今フードデリバリーの現場で何が起きているのか。Woltが上陸した2020年から配達員として働き、これまでに自転車(アシストなしのママチャリ)で8000回以上を配達してきた筆者が、多くの人が知ってるようで知らない「フードデリバリー業界の最新情報」について解説したい。
物価高により注文数が激減。金で殴り合うマネーゲームが展開中?
物価高が止まらない今、私たち一般市民は日々の生活で精一杯……。この状況下で店舗価格よりも1.5~2倍前後の料金を支払い、外食するよりどうしても味が落ちてしまうデリバリーの料理を食べたい人は、それほど多くないことは想像に難くないだろう。
その一方で、利用者の立場からすると、特定のデリバリー企業を“推す”理由はない。なぜなら各デリバリー企業で取り扱っている飲食店、料理の価格帯、配達員の質はほぼ同じだから。
その結果、差別化に失敗したデリバリー各社は、競うように「新規利用者向けのお得なキャンペーン」を打ち出している。初回注文から1000円ほど割り引いたり、注文金額の50%OFFクーポンを配布したり……。これはつまり価格競争という名のデスマッチ、デリバリー各社で“お金の殴り合い”が行われていることに他ならない。




















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