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ライフ #廃墟モールの経済学

「"立ち入り禁止"の空き区画だらけ」「上層階は市役所やハロワに」…アクアラインの先にある「千葉の廃墟モール」苦戦の要因

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  • 坪川 うた ライター・ショッピングセンター偏愛家
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2階の広い空き区画の壁に、「スケートボード禁止」の紙が貼られていた。過去にここでスケボーに乗った人がいたのだろうか。確かにスケボーができそうなくらい広い空き区画である。

1階の待ち合いスペースや2階のトイレ付近などはきれいにリニューアルされている一方、周りは空き区画だらけで、そのチグハグさがかえって異様さを増している。

地下1階と3階は完全に閉鎖。4階は確定申告の会場として活用され、9階にはカラオケ店が入居している。残りの5〜8階はハローワークや市役所駅前庁舎といった公的スペースになっている。駅前が衰退した地方都市でよく見られる事例である。

「スパークルシティ木更津」各フロアの案内図。4階は確定申告の会場、9階にはカラオケ店が入居。残りの5〜8階はハローワークや市役所駅前庁舎といった公的スペースという、駅前が衰退した地方都市でよく見られる事例だ(筆者撮影)
建物外部には「テナント募集」と書かれている(筆者撮影)
閉鎖された3階の窓にも「テナント募集中」の文字が見える(筆者撮影)

別棟も大部分が空き区画

連絡通路でつながる別棟も、場外馬券売り場や公民館が入っているものの大部分が空き区画だ。以前は居酒屋が入っていたが、2023年に閉店してしまった。

駅から出てすぐに建物の暗さが目につく(筆者撮影)

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【駅前の商店街にはアーケードが架かっていたが…】

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