「怖がらず自由に楽しんで」——。DJ・スタイリスト「マドモアゼル・ユリア」をとりこにした着物の奥深い世界
また、わからないことは詳しい人に質問することも大切だという。
「今の時代、着物の知識がないのは全然恥ずかしいことではありません。身の回りに詳しい方がいたら、どんどん聞いてみてください。きっと喜んで教えてくれると思いますよ」
着物を入り口に新たな世界が広がる
着物の楽しみ方として、ユリアさんが特に重視しているのが「ヘアスタイル」だ。
「同じ着物でも、髪型で雰囲気が大きく変わります。ヘアスタイルによって、印象が半分くらい決まる実感がありますね。昔のハリウッド女優や、昭和時代の日本の女優さんの髪型を参考にして、オーダーすることが多いです」
ユリアさんは、着物を着るようになってから、「着物を着る時間そのものが、日常のリズムを変えてくれるようになった」と話す。
「着物を着ると、自然と動きが丁寧になり、所作や時間の流れを意識するようになりました」
着物と向き合う時間を持つことで、気持ちが整うような感覚があるという。「着物に少しでも興味を持った時点で、もう入り口に立っているのでは」とユリアさんは語る。
「着物は、日常生活そのものを、すごく豊かにしてくれました。怖がらずに、まずは楽しんでみてください。そして、私と一緒に『きもののとりこ』になってもらえたらうれしいです」
【撮影】森山雅智・若林 満・西山 航(世界文化ホールディングス)・伏見早織(同)
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