「怖がらず自由に楽しんで」——。DJ・スタイリスト「マドモアゼル・ユリア」をとりこにした着物の奥深い世界
ユリアさんが主宰する着付け教室には、20代から60代まで幅広い世代が集まり、仕事に打ち込んできた“バリキャリ”の女性も多いという。
「着物をきっかけに、自分の世界が広がったという方が多いです。お茶や歌舞伎といった他の和の文化に関心が広がったり、海外の人と接する際に日本文化について語れるようになったりと、仕事に生かされている方もいます」
年齢や体型の変化に合わせて楽しむ
着物は、「ハードルが高い」という印象を持つ人も多いが、ユリアさんは「実は洋服よりも、お金のかけ方を自分でコントロールしやすい」と感じているという。400年以上形が変わらない着物は、流行による影響が少なく、帯や小物を替えることで年齢や気分に合わせた着こなしをすることができるからだ。
「ブランド物の洋服のように、去年買った服が今年はもう着られない、ということが着物にはほとんどありません」
では、初心者が負担なく着物を始めるためには、何が大切なのだろうか。
「いきなり着物を仕立てるのではなく、アンティークやリサイクルの着物から試してみるといいと思います。良質な古着も多いので、ぜひお店の方に色々とたずねてみてください。数千円から手に入るものもたくさんあるので、『失敗してもいい』という前提で始められると思います」
初心者におすすめの着物を聞いたところ「お気に入りの一枚を見つけたら、それがその方にとっての一番のおすすめです!」としつつも、もし選ぶとすれば色無地や江戸小紋のようなシンプルな一枚だと教えてくれた。帯や小物次第で幅広いスタイリングが楽しめるため、自分の世界観を作る入り口に立ちやすいからだという。
「まずは、『お友達と一緒に着物を着てお茶をする』くらいの、ハードルの低い予定を立ててみてください。いきなり、歌舞伎などの、着物に詳しい方が集まる場に行くのは、勇気がいりますよね。だから最初は、自分が可愛いと感じる着物を着て、楽しい思い出を作ってみるといいんじゃないでしょうか」





















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