東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資

石破前総理「ウケる政治が国家のためですか?」

9分で読める
  • 青山 和弘 政治ジャーナリスト、青山学院大学客員教授
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

——石破さんが時の政権や自民党を批判することに対して、「後ろから鉄砲を撃つ」という非難がありますが、あえて発信しようと意識しているのでしょうか。

おかしいと思うことがあったら、それを言うために議員やってるんでしょう? それをやらないんだったら、世の中にはもっとほかの仕事がありますよ。

——たとえ同じ政党でも、いろんな角度や視点から問題点を指摘するのは政治家の仕事ですよね。

“後ろからうんぬんかんぬん”と何万回も言われていますが、うれしくないですよ。気持ちよくないですよ。だけど、それを言うために議員をやっている。言わないほうが楽だし、少なくとも嫌な思いをしなくて済む。

「日本の経済が中国なしに成り立ちますか?」

——高市総理の「存立危機事態」発言は、軽率な判断だったと言わざるをえないのでしょうか。

それは彼女が考えて、考えて、考え抜いて言ったんだから、私が「軽率だ」とか「そんなことじゃない」とか言う立場にはないですよ。彼女もあそこでああは言ったもののと、そのあと発言を戻したでしょう?

——反省しているということもおっしゃった。

それはそれでいいんですよ。

——中国との間に一定の緊張感があるのは仕方がないと思いますが、日中の経済関係や約10万人いる中国在留邦人の安全を守ることも政府の重要な役割です。総理時代、日中関係のコントロールにはそうとう気を使われたのではないですか。

食料にしてもレアアースにしても、日本の経済が中国なしに成り立ちますかということなんですよね。中国とどのように対峙していくべきかというのは、勇ましい話ばかりしていてもしょうがないわけです。かといって媚びへつらうのもあってはならないこと。

動画ではこのほか「アジア版NATO」や「コメ政策」などについても聞いています。
(前編)
(後編)

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象