「もはや福祉」「国内は慈善事業?」との声もあるサイゼ。ひっそり始めた「300円モーニング」がさすがに安すぎた

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2杯目はプシューっという轟音と、モクモクと立ちのぼる蒸気と共に、濃いめに淹れたエスプレッソと、スチームミルクが混じり合う、濃厚なコクのカプチーノ。

雑味が少なくまろやかで、驚くほど本格的。フォッカチオと組み合わせれば、イタリアンバールに来た気分です。

サイゼリヤのコーヒーメーカー。イタリアンバールさながらのエスプレッソとカプチーノが飲める(筆者撮影)

豆にもこだわりがあり、アラビカ種100%のコーヒー豆をその場で挽いて抽出しているそうで、そのまま飲んでもおいしいし、お砂糖をたっぷり入れてうんと甘くしてもおいしい。

近年、コーヒーメーカーは目まぐるしい進化を遂げ、ファミレスでもコンビニでも牛丼チェーンでも、クオリティの高いコーヒーが飲めるようになってきたのは、コーヒー好きには嬉しい限りです。

現在1店舗のみ実施の朝サイゼ、試験導入から全国区へ!

現在のサイゼリヤのセルフオーダーシステム。カトラリーボックス左上のQRコードを使用して顧客のスマホからオーダーすることで、タブレットの導入コストを削減(筆者撮影)

実は「朝サイゼ」、実施店舗はどうやら「サイゼリヤ 大島ピーコック店」のみ。

現時点ではホームページやプレスリリースもされていません。6月20日にSNSの個人アカウントで投稿されたのをきっかけに話題になり、WEBメディアでポツポツと記事になりはじめた段階です。

2023年に当コラムで、サイゼリヤのモーニングを紹介したことがあるのですが、当時モーニングを実施していた店舗はいずれも「一部店舗が独自で実施している感」がありました。

23年に紹介したサイゼリの店舗限定モーニングの様子(筆者撮影)
こちらはメニューの一例。モーニングメニュー「スープセット」税込400円(筆者撮影)
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