トランプ企業が発売の≪金色に輝くスマホ≫大統領ビジネスの次なる一手は“利益相反”の可能性も

トランプ・オーガニゼーションは、6月16日に独自の携帯電話ブランドとなるTrump Mobile(トランプ・モバイル)の設立と、スマートフォン製品「T1 Phone」を発表した。2~3カ月後には販売およびサービスを開始する予定だ。
トランプ・オーガニゼーションはドナルド・トランプ大統領がオーナーを務め、約500もの事業体を束ねており、Trump Mobileはそこに新たに加えられる。
ともにトランプ・オーガニゼーションの執行副社長(EVP)を務める息子のドナルド・トランプ・ジュニア氏とその弟のエリック・トランプ氏は、発表で「十分なサービスを受けられなかった人々」や、「携帯電話会社に真の価値を求める真のアメリカ人」たちに、まもなく提供を開始する予定だと述べた。
ちなみに、エリック・トランプ氏はトランプ・オーガニゼーションのリーダーとして、トランプ一族の不動産、ゴルフクラブやゴルフリゾート、高級ホテルなどを取り仕切る役目を担っている。
金の延べ板のようなスマートフォン
Trump Mobileが発売するスマートフォンとして発表され、予約受付を開始した T1 Phoneの、予約ページに記されたスペックを以下に列記する。
・256GBの内蔵ストレージ
・50MPのメインカメラ、広角カメラ、マクロカメラ
・2MPの深度センサー指紋センサーと「AIフェイスアンロック」機能
・20WのUSB-PD急速充電に対応する「5000mAh 長寿命バッテリー」
・microSDカードスロットおよび3.5mmイヤホンジャック
・USB-C(USB 2.0)充電端子
・Android 15を搭載
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