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ライフ #商業施設で変わった街

二子玉川「ライズでおしゃれタウン化」の深い歴史

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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「二子玉川ライズ」には生きた自然があると述べた。「二子玉川ライズ」のコンセプトは、まさに「水と緑と光」である。自然環境と調和し、住む人・働く人・訪れる人が心地よく過ごせる街づくりが行われている。

「ルーフガーデン」が自然豊かなのは、多摩川が10万年以上かけて武蔵野台地を削り取ってできた段丘「国分寺崖線」の自然が再現されているからだ。

「ルーフガーデン」にある掲示。多摩川が10万年以上かけて武蔵野台地を削り取ってできた段丘「国分寺崖線」の自然が再現されている(筆者撮影)

「二子玉川ライズ」は生物多様性を高める事業として評価され、「ハビタット評価認証制度」で最高ランクを取得した。

東急は、他にも「南町田グランベリーパーク」で「第31回地球環境大賞」のグランプリを受賞するなど、環境に配慮した持続可能な街づくりを推進している。

上質なショッピングセンターと生きた自然が二子玉川のイメージを変えた

東急が地元の地権者らとともに「二子玉川ライズ」を開発したことで、二子玉川は「おしゃれな街」とのブランドイメージを獲得した。

その要因のひとつは、ファミリーにやさしい環境を整えつつも、上質なテナントをそろえている点にある。

最大の魅力は、街の自然と調和した水や緑が溢れる環境だ。「二子玉川ライズ」が二子玉川ならではの自然を取り込んで上質な空間をつくり、街の魅力を高めていることが、憧れの街といわれるゆえんだろう。

参考:『東急百年 - 私鉄ビジネスモデルのゲームチェンジ -』『私鉄3.0 -沿線人気NO.1・東急電鉄の戦略的ブランディング-』(ともに東浦亮典著)

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