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ライフ #商業施設で変わった街

二子玉川「ライズでおしゃれタウン化」の深い歴史

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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さらに、虫や魚を探して楽しめる仕掛けが施されている。虫の標本や「多摩川生きもの水族館」と書かれた水槽、「めだかの池」がある。親子が「めだかの池」を覗き込んで探している光景も見られた。

「ルーフガーデン」の二ホンミツバチ/セイヨウミツバチの標本(筆者撮影)
「ルーフガーデン」の「めだかの池」(筆者撮影)

ショッピングセンターに緑を配置して憩いの空間をつくるのは、近年の定番ともいえる。

しかし「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」は、街とつながる生きた自然を楽しめる点で、他のショッピングセンターと一線を画している。

ファミリーにやさしいショッピングセンターでありながら、大人も主役になれる

「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」を訪れて感じたのは、ファミリーが使いやすいつくりとなっている一方で、子どもだけでなく大人も主役になれることだ。

どういうことか。まず、ファミリーにやさしい点を挙げよう。

屋内外ともに通路幅が広く、ベビーカーが通りやすい。レストランの前などに、ベビーカーを置くスペースも十分に確保されている。

レストランの前に並ぶベビーカー(筆者撮影)

「キッズトイレ」や、母親と父親が一緒に利用できる「ベビールーム」も複数箇所に用意されていることからも、小さな子連れファミリーへの配慮がうかがえる。

一方で、テナントミックス(店舗構成)は子連れファミリーに特化していない。

「タウンフロント」の6階にキャラクター雑貨がそろっているが、「トイザらス」のような大型玩具テナントはない。「西松屋」や「アカチャンホンポ」もなく、子供服専門のテナントは片手で数える程度だ。フードコートも存在しない。

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