「50年前は空き地や田畑」「昔は髙島屋側が主役」…商業施設「ライズ」ですっかりおしゃれタウンの二子玉川。開発の歴史は奥深いものだった
「テラスマーケット」は、テナントをつなぐ通路が屋外にあるオープンモール(屋外型)だ。二子玉川に人を集めているテナントの「蔦屋家電」や「109シネマズ二子玉川」は、ここ「テラスマーケット」にある。

「テラスマーケット」とその間の「リボンストリート」(筆者撮影)

「テラスマーケット」にある「蔦屋家電」(筆者撮影)
目立つ楽天社員とベビーカー
さらに歩みを進めると、右手に「楽天クリムゾンハウス」「エクセルホテル東急」がそびえ立っている。「楽天クリムゾンハウス」は、全フロアが楽天の本社だ。

「楽天クリムゾンハウス」「エクセルホテル東急」(筆者撮影)
「テラスマーケット」の中央を走る「リボンストリート」には、ネックホルダーを下げた働く人々が目立つ。スーツを着ている人は少なくラフな格好で、クリエイティブな働き方をしているように感じられる。
同じくらい目に留まるのが、ベビーカーを押す20〜30代くらいの女性たち。シンプルで綺麗めなファッションの人々が多く、洗練された印象を受ける。
「リボンストリート」にも広いイベントスペース「中央広場」が設けられている。各スペースで行われるイベントは、「二子玉川ライズに行ってみたい」「また行きたい」と思わせるきっかけになっているだろう。

「リボンストリート」にあるイベントスペース「中央広場」(筆者撮影)
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