金髪が反響の60歳「山口智子」の生き方は“還暦のお手本”? 「ロンバケ」後に俳優業縮小、唐沢寿明は理解ある夫
山口は同チャンネルで指針について「土とか時間の枠を超えて旅することにならないとダメ」「天空から見る私たちの暮らしとか地球とか、視点を一回、上に上げないと、もう結局始まんないんですよ。
私たちの地球のこれからの育成が」と熱弁を振るっているほか、映画監督の岩井俊二氏と宮崎県高千穂町の荒立神社を参拝したり、オカルト雑誌「月刊ムー」編集長の三上丈晴氏とともに“河童伝説”で知られる熊本県八代市などを訪れたりしている。
「還暦こそ、原点回帰!」をテーマに掲げている最近の山口について、エンタメ誌の編集者が語る。
「知的好奇心にあふれる山口さんのYouTubeチャンネルは、さながら『山口智子版ブラタモリ』。
そして、旅や『ベサメ・ムーチョ』、さらには長年踊り続けているフラメンコなど、いくつになっても好きなことを情熱的に突き詰める山口さんの生き方に憧れるファンは多いようです。
一方、彼女がYouTubeやSNSを始めたことで、初めて人柄に触れた人も少なくないようで、『こんなに壮大で熱い人だったの?』と驚きの反応も目立ちます」
「ロンバケ」後、俳優業を縮小
山口といえば、短大進学のために上京し、女性ファッション誌「ViVi」のモデルとして活動を開始。23歳でNHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」のヒロインで俳優デビューを果たすと、たちまちオファーの絶えない大スターとなった。
しかし1995年に、同朝ドラで共演した俳優の唐沢寿明と31歳で結婚すると、「私は何を学びたいのか」と見つめ直し、俳優業を縮小することに。結婚翌年に木村拓哉とダブル主演を務めたフジテレビ系月9「ロングバケーション」が放送されると、同作を最後に連ドラ主演から遠ざかることとなった。
山口の全盛期について、芸能評論家の三杉武氏が振り返る。