罰ゲーム化する管理職が知るべき「理想の上司・部下」関係のつくり方――良かれと思った部下とのランチや飲み会がNGな理由

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上司と部下
理想的な「上司と部下の関係」とは(写真:kikuo/PIXTA)
部下からは「上ばかり見ている」と批判され、上司からは「部下の心がつかめていない」と注意される。そんな状況を切り抜けるための答えは誰も教えてくれず、別の課題が積み上げられていく――。
それが「罰ゲーム」とも言われる現代の管理職です。
管理職としてはほとんど1年生のベンチャー経営者・内藤が、グローバル企業で支社長を歴任したフルビオ(フルさん)から集中特訓を受ける……そんなストーリー仕立てで、マネジメントの「Do’s=◯◯すべし」を学べる書籍が『世界のマネジャーは、成果を出すために何をしているのか?』。
国内外の大手企業・上場企業で本部長や執行役員を歴任する井上大輔氏の同書から、3回にわたってそんな罰ゲームを終わらせる「Do’s」を一部抜粋してお届けします。

キャンペーンはうまくいったが…

マーケティング担当役員の川田由貴さんは、大手のコスメメーカーで営業とマーケティングを経験した後、新興の日用品企業でマーケティング責任者を務め、直近は去年上場を果たした法人向けネットビジネスのベンチャー企業でCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)を務めていた。

マーケティングの経験が豊かで、かつベンチャーと法人向けネットビジネスがわかる人材は貴重だと感じ、ほかの役員をやや上回る水準の年収でオファーを出して、経営チームの最後の欠けたピースを埋めてもらった。

今朝の経営会議では、川田さんは先月実施した、法律系YouTuberとのタイアップ企画の結果をシェアしてくれた。

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