《大阪万博》「高すぎる」と賛否両論の「1杯3850円」のえきそば。普段は安価な"姫路のソウルフード"がなぜこの値段で? どこが違う?

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しかし、「えきそば」は、かん水を用いた黄色い麺のビジュアルからして違い、昆布・サバ節などでとった出汁の薫りも強め。立ち食いそばとしては、なかなか個性的な一杯だ。

「まねき食品」の店舗「MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN」(筆者撮影)  

兵庫県・姫路駅のホーム・構内で販売されていたことから、1949(昭和24)年には「えきそば」と命名され、姫路発祥の“ソウルフード” として70年以上も親しまれてきた。 令和の現在でも、もっとも安いメニューが480円と、まさに庶民の胃袋を満たしてきたのである。

そんな「えきそば」の進化版を出す店舗「MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN」は、万博会場の大屋根リング内の中央「静けさの森」北西にある。

約80席の店舗内では、姫路城や「えきそば」の歴史を紹介するプロジェクションマッピングが流れ、飲食店というより、もはや独立したパビリオンのような佇まいだ。 

いざ実食!

究極の神戸牛すき焼きえきそば(筆者撮影)
調理中の光景。丹念に肩ロース肉を広げていく(筆者撮影) 
究極の神戸牛すき焼きえきそば(筆者撮影) 

さっそく「究極の神戸牛すき焼きえきそば」(3850円・以下「究極のえきそば」)を注文してみよう。

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