「すき家で朝ご飯を食べよう→ネズミの死骸入り味噌汁が提供」 《「すき家」のネズミ混入事件》でまたも問われる企業の姿勢
そして、その中の1つが「たまかけ朝食を注文したところ味噌汁の中にねずみの死骸が混入していました」という、星1つの投稿だった。添えられた写真には、はっきりネズミだと認識できるサイズの異物が入っている。


すき家公式サイトでの発表によると、2025年1月21日朝、すき家 鳥取南吉方店(鳥取市)で、客から従業員に対して、みそ汁に異物が混入しているとの指摘があった。その場で従業員も確認したという。
原因としては、みそ汁の具材を準備する段階で、おわんにネズミが入っていたとの考えを示す。混入を受けて、鳥取南吉方店は、すぐに一時閉店し、保健所の現地確認を経たうえで2日後に営業再開された。
再発防止策としては、ネズミなどが外部から侵入しないよう、店舗のクラック確認を四半期ごとに行うようにしたと書かれている。なお現在、鳥取南吉方店の店舗紹介ページを見ると、3月24日から4月28日まで、改装工事のため一時閉店となっている。
なぜ事案発生から2カ月以上も公表しなかった?
しかし、この発表に、SNS上では否定的な反応が見られる。最も指摘されているのは、1月21日に発生した事案にもかかわらず、公式発表されたのが3月22日だった点だ。ネット上で話題になり、各社が取材を始めたことを受けた後手後手の対応ではないかとの疑念がうずまいている。
なぜ、2カ月間も公にしなかったのか。発表文では「発生当初に当社がホームページ等での公表を控えたことで、事後の断片的・間接的な情報により多くのお客様に不安と懸念を抱かせる結果となってしまいました」としているが、なぜ控えたのかの理由は明かされていない。

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