「薄給・超絶ブラック16時間勤務→9時17時のホワイト勤務」へ…。平成「ブラックジャック」令和「まどか26歳」に見る、研修医たちの"変化"

いよいよ大詰めを迎える「まどか26歳」。過去の研修医ドラマと比べると、彼らが置かれた状況の変化がよくわかる/出所:TBS公式 YouTuboo
「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS)がいよいよ佳境だ。TVer再生数ランキング1位など、なにかと大きな話題となった本作。なかでも、序盤で描かれた「研修医たちの9時5時勤務」は視聴者に大きなインパクトを与えた。
研修医が主役の医療ドラマといえば、2003年に放送された「ブラックジャックによろしく」(TBS)もそのひとつ。本作は「研修医の超ブラックな勤務状況」を克明に描いた点で、とてもセンセーショナルであった。
平成中期の「ブラックジャックによろしく」、令和初期の「まどか26歳、研修医やってます!」。研修医が主役の医療ドラマを見比べると、医療現場の変わったもの・変わらないものが見えてくる。
平成研修医の超ブラックな勤務実態とは?
「ブラックジャックによろしく」は2003年放送。原作は、佐藤秀峰氏によるゼロ年代を代表する同名コミックだ。研修医・斉藤英二郎(妻夫木聡)が直面する医療現場の現実は、視聴者に多くの疑問を投げかけた。
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