プロインタビュアー直伝!初対面でも「話が弾む」会話のコツ 「新生活のスタート前に知っておきたい」 スムーズな会話を引き出す質問術とは?
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プロインタビュアーが取材で駆使している質問術は、ビジネスパーソンのコミュニケーションスキルアップにも役立つヒントが詰まっています(写真:kikuo / PIXTA)
"コネ0・知名度0"から、コシノジュンコさんや石田衣良さんなど、2000人以上の取材を成功させてきたプロインタビュアーの早川洋平さん。インタビューの場において、早川さんが実践している質問のコツはビジネスパーソンのコミュニケーションスキル向上にも役立ちそうです。
4月からの新生活で新しい出会いもたくさんあることでしょう。そんなとき、初対面の人とも会話がスムーズに進むコツとは? 早川さんの新著『会う力:シンプルにして最強の「アポ」の教科書』より一部を抜粋、再編集してお届けします。
パーティや交流会は絶好の練習機会
質問力を磨くために大切なのは、何といっても実際に質問する場を増やすこと。これに勝るものはありません。とはいえ、多くの方にとって日常生活で「未知の誰かと1対1で対話する」機会をつくるのは容易ではないと思います。
そこで有効活用していただきたいのが、パーティや交流会などです。こうした場は多かれ少なかれ初対面の方と1対1で話す機会があるからです。
不特定多数の人たちが集まる場は苦手……という方の気持ちはよく分かります。ですが、見方を変えれば「多種多様な方に質問できる」絶好の場ともいえます。しかも同じ場で複数の方と対話することもできます。まして、アポ取りの必要もないのですから、これほどありがたい場所はありません。
しかし、いくらパーティや交流会が本番に役立つ場だと理解していても、苦しいだけでは続きませんよね。僕自身、昔は不特定多数の人が集う場が憂鬱で仕方がありませんでした。初対面の方々と何を話せばよいか分からなかったからです。
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