「医者から減量しろと言われても、続かない…」→これなら簡単にできる【医師推奨】”脂肪肝”をスピード撃退する7つのポイント

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ポイント③「り」――緑茶を飲む

緑茶には非常に多くの健康効果があります。なかでも渋みや苦みの元になる「茶カテキン」には、食後血糖値の急上昇を防いだり、脂肪の燃焼を促したりする働きが認められています。こうした作用が脂肪肝を防ぐのに有効なのです。

このため、私はよく患者さんに「脂肪肝や肥満が気になるなら、飲み物はお茶一択にしてください」と話しています。とくに、「濃いお茶」を飲むのを習慣づけるのがおすすめ。500㎖のペットボトルなら、1日3回の食事前に100㎖を目安に飲み、残りを1日かけて飲むようにするといいでしょう。

ポイント④「ス」――スロースクワット&ウォーキングを習慣に

脂肪肝を撃退するには運動も大切。ただ、激しい運動は必要なく、簡単な筋トレと有酸素運動を習慣づけるだけで十分です。簡単な筋トレはスロースクワット。5秒かけてひざを曲げて腰を落とし、5秒かけてひざを伸ばしていくのを5回繰り返します(1セット)。2~3セットを1日2回行うのが目安です。

また、有酸素運動はやはりウォーキングがいいでしょう。こちらは1日20分以上が目標。背筋を伸ばし、歩幅を広くして、速めのスピードで歩くようにしてみてください。歩数は日常の歩行も含めて1日8000歩が目安となります。

高カカオチョコの効果はテレビやネットでも評判に

ポイント⑤「タ」――高(い)カカオのチョコレートを食べる

じつは、私のクリニックを訪れる脂肪肝の患者さんの9割は高カカオチョコレートを食べるのを習慣にしています。カカオ含有量70%以上の高カカオチョコには脂肪肝の予防や改善につながる効果が盛りだくさんなのです。とりわけ、有効成分のカカオポリフェノールには血糖値の急上昇を防いだりインスリン抵抗性を改善したりする働きがあり、肝機能改善に高い効果を発揮します。

市販の高カカオチョコは「1枚5gずつ」で分包されていることが多いのですが、私はこの「1枚5g」を朝昼晩の食事前に食べ、日中の食間にも食べて、1日3~5回に分けて食べるのを推奨しています。実際、私の患者さんには「これを続けただけで脂肪肝が治った」という方が数多くいらっしゃいます。

最近はこうした効果がテレビやネットなどでも紹介され、健康にやせるために高カカオチョコを活用する人が増えてきているようです。

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