取引先への「手土産に悩む」時に意識すべき鉄則 高級果物より1000円の歯磨きジェルが喜ばれる
でも自分が食べておいしかったものであれば、「いや、これは〇〇さんのお口に合うかどうかわからないけれど、僕は近所の和菓子屋さんの豆大福がすごく好きで、これを〇〇さんにも食べてもらいたかったのでお持ちしました」と言える。そのほうが、よっぽど気持ちが伝わると思います。
食べ物以外も検討してみる
手土産やお中元・お歳暮といえば食べ物中心ですが、それ以外にもおすすめはたくさんあります。
例えばタオルやハンカチは、もらったほうもあまり負担になりません。
ある程度の予算がある場合は普段自分では買わないような、ワンランク上の靴下や折りたたみ傘もいいでしょう。
ゴルフが好きな人には、ゴルフボールやゴルフマーカー(自分のボールの代わりに、芝の上に置いておく目印)などのゴルフ用品も定番。
私がよく用意したのは、ユニセックスな香りのシャンプーやボディーソープなどのアメニティグッズです。食べ物と同じく消耗品なので、身に着けるものやインテリア用品と違い、好みがうるさい人にも喜んで受け取ってもらえますし、家族構成なども気にせずに済みます。
海外や遠方の方には、その土地でしか手に入らない名産品や伝統工芸品もおすすめ。今はどこの伝統工芸品でも現代風にアレンジされた、おしゃれなものがたくさんあります。
こんなふうに考えてみると、食べ物以外を贈るほうがいいときもあることに気づくのではないでしょうか。
これは贈り物の鉄則ですが、「生活必需品だけれども、自分では買わない高級品」は間違いなく喜ばれます。最近のヒットは「歯磨きジェル」でした。
ホテルオークラのスイートルームだけにアメニティとして置いてある「木曽檜歯磨きジェル」をご存じでしょうか。小さいサイズは1000円ぐらい、それより少し大きいプッシュ式は2000円ぐらい。多くの方から、「これはいい」と言ってもらえました。
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