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ボルボやアバルトに学ぶ「輸入車」とは何か? EV化が進むメーカーの「うまい車づくり」

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こうしたEV化とブランドの関係のあり方は、2030年代に向けてEVや高度なハイブリッド化を進める意向の日系メーカーにとっても「学び」があるはずだ。

今回は試乗していないが、ドイツのメルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェや、韓国のヒョンデ、中国のBYDなど、さまざまな輸入車EVに乗ると、各ブランドのEVに対する考え方がわかりやすい。ユーザーも、選びやすいだろう。

電動化を進めつつも「911」をアイコンとして残しているポルシェ(筆者撮影)

筆者は、JAIAが昨年11月にJR東京駅周辺で実施した「JAIA カーボンニュートラル促進イベント」で、輸入車EVを中心とした公道試乗会のインストラクターを努めたが、その際にもそうした「日本車EVと輸入車EVの違い」の感想を数多く聞いた。

そもそも輸入車はそれぞれ「ブランドが立っている」ものだ。だからこそユーザーは(メーカーにとっても)、特にEVにおいて「他ブランドとの違い」に敏感に反応するのだと思う。

ミッドシップ化という大転換を経てもなお

最後に乗ったのは、ゼネラルモーターズ(GM)のシボレー「コルベット コンバーチブル」だ。

FRレイアウトを伝統としてきた「コルベット」が、リアミッドシップになったことは大きな話題となった(筆者撮影)

寸法は全長4630mm×全幅1940mm×全高1225mmで、ホイールベースは2725mm。リアミッドシップの後輪駆動車で、エンジンは排気量6156ccのV型8気筒。最高出力369kW/最大トルク637Nmで、8速デュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)を搭載する。

試乗時は、小学校の下校時間と重なっており、信号待ちで止まっていると、道路の両サイドや歩道橋に上から「なんだあれ、すごいクルマ」「フェラーリじゃないよね。どこのクルマだろう」といった子どもたちの声が聞こえてきた。それほど、目立つクルマなのである。

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【日本における「輸入車とは何か?」】

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