習慣化アプリ開発者が発見! "3日坊主"をやめるワザ 食事制限や禁煙 「◯◯しない」 習慣の「意外でシンプルな」続け方 今度こそ目標達成!

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それは、「◯◯する」 に変える、という方法です。たとえば、次のような目標が考えられます。

■ 禁煙
吸いたくなる15時頃に、ガムを噛む
■ 食事制限
おかしは小皿に移して食べる(一手間ふえることで食べるスピードが遅くなり、「追加で食べる」 という行動を意識するようになって歯止めがかけやすくなる)

これで何が変わるかというと、前述した「24時間耐え続ける」 という苦しみがなくなることです。

「1本減らす」 という目標は24時間耐えてようやく「達成」 ですが、「ガムを噛む」 ならば、ガムを噛んだその瞬間に「達成」 となります。これによって、実行のストレスを大きく減らすことができます。

もちろん、ガムを噛んでも結局本数が減らない日もありますし、小皿に移しても大量に食べることだってあると思います。ですが、たまにそういった日があっても問題ありません。

すぐに結果が出なくても長い目で見よう

それでも何も対策をしないときよりは長期的に見て着実に改善に向かっていくはずなので、1日あたりの結果に一喜一憂せずに、「よし、今日もできた」 と図々しく達成感を得るのが継続のポイントとなります(「小さなことでも続けていけば、やがて効果は出る」こともデータで裏付けられています)。

ダイエットなど、自己研鑽につきものの「◯◯」 しない目標。

挫折してしまいがちで心が折れてしまうこともありますが、実はちょっとしたコツで成功率をグッと上げられるものなので、もしよければぜひご紹介した方法をお試しいただけたら嬉しいです。

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戸田 大介 bondavi 株式会社代表取締役

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とだ だいすけ / Daisuke Toda

bondavi 株式会社代表取締役。山形県尾花沢市出身。

新卒で電通アイソバー(現・電通デジタル)に入社し、データアナリストとして勤務した後、アプリ開発ベンチャー bondavi を創業。データ分析技術をもとに人間心理を分析し、人の前向きな行動を引き出すアプリの開発を始める。

2016年に習慣化アプリ『継続する技術』、2018年に仕事・学習用 集中アプリ『集中』をリリース。前向きに行動するユーザーの意識を奪わないために広告掲載をせず、学生などのユーザーにも制限を加えないために全アプリを無料で提供し、収入のほぼ全てをユーザー任意の寄付とする。

支出超過に苦しむも、口コミで徐々に評判が広まり、『継続する技術』は国内No.1習慣化アプリとなり200万ダウンロード、『集中』は自社最高の300万ダウンロードを記録し、2023年に「寄付のみで黒字化」を達成。

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