有料会員限定

「AI基礎理論」 "ベイズ統計"に挑戦してみよう 「デジタルワーク」スキル②

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 9
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

AI時代に必要になるのは統計学の思考である。

AIのイメージイラスト
(イラスト:mayucolor / PIXTA)

特集「「稼げるスキル」大全」の他の記事を読む

転職や定年退職を見据えたとき、40代、50代が身に付けるべきなのは汎用性のある「ポータブルスキル」だ。本特集では、いま「稼げるスキル」を徹底解説する。

私たちは日々、不確実な情報の中で意思決定を迫られている。「この事業は成功するのか」「この投資は適切なタイミングなのか」。悩ましい判断の場面で、確率的な考え方で道筋を示してくれるのがベイズ統計である。

ベイズ統計とは新しい情報(データ)を得るたびに確率を更新し、より精度の高い推測を可能にする統計手法。18世紀に英国の数学者・牧師のトーマス・ベイズによって提唱され、その後、フランスの数学者ピエール・シモン・ラプラスによって数式化された。

迷惑メールの推定

身近な例として、スパムメールの判別を考えよう。あるメールに「儲け」という単語が含まれていた場合、それがスパムメールである確率はどれくらいだろうか。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD