JR渋谷駅「ハチ公改札」移転でどう変わったのか 定番の「待ち合わせスポット」最寄りの改札
「100年に一度」といわれる大規模再開発が進行中の渋谷駅。地下鉄銀座線のホーム移転や山手線の一時運休を伴う線路の切り換えなどを経て、駅の姿は大きく様変わりした。現在も各所で工事が進み、利用者の動線や風景は目まぐるしく変化し続けている。
そんな渋谷駅に新たな変化があった。街のシンボルでもある忠犬ハチ公像が建つ「ハチ公前広場」に面したJR線の「ハチ公改札」が移転し、1月26日から新たな改札の使用が始まった。
「ハチ公」から遠くなった改札
今や世界に知られる観光名所となった渋谷駅前のスクランブル交差点に面し、定番の待ち合わせスポットとして知られるハチ公前広場。その最寄りの改札がハチ公改札だ。広場には東急田園都市線・地下鉄半蔵門線の渋谷駅や地下街「しぶちか」の出入り口「A8出口」があり、渋谷が目的地の利用者だけでなく多くの乗り換え客で終日混雑する。
従来の改札はやや離れて2カ所に分かれており、どちらもハチ公前広場に面していた。新しい改札は駅の東西を結ぶ通路に面しており、名称は「ハチ公改札」ではあるものの、実質的には線路をはさんで反対側の宮益坂口に近い。
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