語学学習は「勉強というよりスポーツ」の納得理由 反復練習を通してしか身につかない感覚がある

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1.どんな言語であっても、話せるようになるためにやるべきことは決まっている!

2.語学の学習に丸暗記はダメ。文法や言い回しが、人間のどんな心理からできあがっているのかを知っておいた方が学習効果は高い!

これこそが今回お伝えしたい内容なのです。

口から「勝手に言葉が出る」まで何度も繰り返す

さて、では具体的にどのようにすれば英語を話せるようになるのでしょうか?

皆さんにまず知っておいていただきたいのは、語学は勉強というよりスポーツだということです。

とにかく体を動かす。いや、語学ですから口を動かす。

スポーツで体にフォームを叩き込むのと同じように、口から勝手に言葉が出るまで何度も何度も繰り返し声に出して練習することが大切なのです。

スポーツの経験がなくても良いです。楽器でもいい。将棋でもいい。何かを習得しようとした時、取り憑かれたようにパターンを何度も繰り返し練習しませんでしたか? そういう経験は語学の訓練で必ず生きてきます。

大事なのは自動化なのです。人間は何かを学習する時、最初のうちは脳の中の大脳皮質を使って「考えながら」練習するのですが、何度も繰り返すうちに大脳基底核というところを使って自動化するようになります。

(出所:『英語秒速アウトプットトレーニング: 話すための英文法が身につく』より)

この大脳基底核というのは「直感」の存在する場所だとも言われています。

たとえば将棋の名人というのは、「なぜここに打てば良いのかわからないのだけど、ここに打つべきだと確信できる」ということがあるのだそうですが、これが直感ですね。

次ページ熟練したスポーツ選手の体が正確に動くのと同じ
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