まだ「投資は不安…」と思ってる人に伝えたいこと 初心者の「8つの不安・疑問」をプロが解説:前編

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(11)健康寿命は延びてはいますが、必ずしも自分がそれまで健康でいられるとは限りません。忘れがちですが、労働は健康であってこそです。

これらを鑑みますと、投資抜きの人生設計というのはハードルが高いと思います。

投資して、お金という「自分の分身」にも働いてもらうことで、将来お金に不安のない生活ができるのではないでしょうか。万が一、健康を損なって働けない時期があっても、「自分の分身」は働き続けてくれます。

投資の「最大の武器」は年齢です

Q:まだ20代ですけど、投資を始めるには早すぎませんか?

A:投資の最大の武器は何か、ご存じですか? 実は年齢です。

投資には複利効果があり、複利効果は投資している年月が長ければ長いほど、大きな恩恵が得られます。したがいまして、若ければ若いほど、投資には有利なのです。

若ければ若いほど、ムリをせずに成果を得られる可能性が高くなります。あなたが32歳以下であれば、毎月3万~5万円を正しい投資先に長期間にわたり積立投資をすることで、5000万円の資産を作れる可能性が高いです。

ですから、1歳でも、1カ月でも、若いうちに投資を始めてください。投資は早く始めれば早く始めるほど、難しくなくて、危険でもなくて、ソンしにくい手法で成果を得られる可能性が高いのです。

「普通の人」が、「普通の投資」で資産形成するには、毎月少額からで構いません。コツコツ積立投資を始めるのが吉と言えるでしょう。5000万円までであれば、年月と複利を味方につければ、そんなに高いハードルではありません。

年齢が若ければ若いほど、投資って意外と簡単なのです。そして、時間を取られるものでもありません。

さて、今回は3つの疑問にお答えしてきました。後編では、さらに5つの疑問や不安にお答えしていきます。

桶井 道 個人投資家(投資歴20数年)、物書き

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おけい どん / okeydon

2020年秋に47歳で資産1億円とともに約25年間勤務した会社を退職して自由になる。日米を中心に世界の増配株、高配当株、リート、ETFおよび投資信託にて資産運用し、1.8億円まで伸ばす。単行本出版、コラム連載および寄稿などメディアで活動、ブログも運営している。親(父は要介護5、母はがんサバイバー)の介護・見守りをしつつ、「子ども食堂」に関わる。3冊連続重版中。

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