
9月に開かれた展示会で設置された『モンハンワイルズ』のブース(撮影:梅谷秀司)
分断・多極化する世界で、新しい視界を開くことができるか。日本が向かうべき道とは──。本特集では、株式・マネーから日本の政治経済、世界情勢、産業・企業動向、そしてスポーツ・エンタメまで。2025年の注目テーマを徹底解説する。
ゲーム業界にとって、2024年は各社が開発方針や戦略の見直しを迫られていることが浮き彫りになった1年だった。とくにPC・家庭用ゲームにおいては、巨額の開発費が投じられながら、ほとんど利益を生み出さないまま撤退の判断が下されたタイトルが目立った。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)傘下のスタジオが手がけた『コンコード』は開発に8年かけたとされるが、2024年8月のリリースから2週間でサービス終了となった。
バンダイナムコホールディングス(HD)傘下のゲーム会社が開発した『ブループロトコル』も2023年6月のリリースまで約8年を要したが、2025年1月にサービスを終了する予定だ。
ヒットには100億円必要
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