「40歳パーカーおじさん」批判が議論沸騰する事情 パーカー姿がダサい人とそうでもない人の差

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そして冬のフーディーを合わせるアウター次第で印象が激変します。たとえばドレス感を上げてくれるAラインのロングコートは、カジュアルなフーディーを大人っぽい印象に仕上げてくれます。ところがジャケットの場合、「ブレザーにパーカーを合わせた中学生」のような状態になりかねません。

ハイブランドのロゴで賛否も

これは「ジャケットのドレス感」という問題ではなく、90年代にそういう着こなしが浸透していた、というパブリックイメージが関係しています。つまりブレザー同様の丈感であるジャケットとフーディーの掛け算が、その印象を連想させてしまうことが原因です。

そういう意味では「ハイブランドのロゴが目立つフーディー」について賛否が分かれる理由もまた、パブリックイメージの問題だと私は考えています。

ハイブランドのロゴが目立つフーディーを着た40代に対して「成功を見せつけている大人」や「これ見よがしで品がない」という印象を持つ人が少なくないのかもしれません。一方で、所属するコミュニティの種類によっては、むしろハイブランドのロゴが目立つ服がプラスに働く環境もあるでしょう。

いずれにせよ、今回お伝えしたコツを生かすことで、休日のパーカー(フーティー)姿は、洗練した印象に仕上がるでしょう。

森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト

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もりい よしゆき / Yoshiyuki Morii

その違和感を、言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。

公式サイト「エレカジ」(https://www.elegant-casual.com/cases)では、80件を超えるコーディネート事例を公開。

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