自身の転機からビジョンをひろげる 在校生からのメッセージ#1
KATSUHIKO HANDA
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
メディアビジネス開発センター 開発三部 部長
(兼)投資戦略局 戦略企画グループ
EXECUTIVE MBA(EMBA) 2015年度入学
40代は企業のリーダー世代だ。彼らが〈EMBA〉で学ぶとなれば、多忙な業務とのバランス、時間をうまく使っていくスキルも必要と言えるだろう。
半田さんの場合、仕事とEMBAの時間配分は7:3が平均的だという。本人の高い意識もさることながら、「職場のみんなの協力と妻の理解と応援、これには本当に感謝しています。」そのお人柄か、感謝を表す彼の人柄も学ぶ時間を生み出す要因になっているようだ。
多くの業務をこなしながらも、学ぼうと考えたきっかけは自身の転機だったそうだ。「昨年度新設の事業開発及び投資戦略部門に配属されたこと。また職種柄、メディア産業のイノベーション創造の機会に直面していたことで多くの刺激を受けたこと」もっとも熱い業界のひとつに、その最前線でたずさわっていたことをチャンスと見た。さらに「総合的な経営の知識や考え方が必要でした」という自身の置かれた状況を俯瞰視できたことで、EMBAへの道がおのずと開かれたのだろう。
周りの協力を得て大きく前進する、そのただ中にいる半田さんは、EMBAでの学びをこう捉えている。
「広告・メディア業界は、デジタル化、グローバル化の波により自らの変革を求められています。EMBAでの経営における総合的な視点を持って、メディア企業への戦略立案、共同事業開発、戦略投資により、メディア企業と一緒になって新たなビジネスモデル創出を目指していきたいと考えています。」
クラスの仲間は、各業界で豊富な経験を積んだ優秀な人たち。「働きながら通学するEMBAでは、学習や交流が実務に直結しやすい点も大きな魅力です」授業では多様な意見が飛び交い、高度な議論が展開されるクラスで、半田さんのビジョンはさらに大きく開けているのではないだろうか。