日本史の偉人「意外と二面性ある」驚きのトップ3 戦国時代や幕末の偉人も、どんな二面性?

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真山知幸 偉人
京都壬生新選組屯所八木邸(写真: double diamond / PIXTA)
「え、この人、意外とこういうタイプだったんだ……」。実際に接してみると、これまで抱いていたイメージと違った。そういうことは、ビジネスでも私生活でも、誰もが経験したことがあるだろう。歴史人物のなかにも、そんな二面性を持った人物がいた。著述家の真山知幸氏の新著『ひょんな偉人ランキング ―たまげた日本史』を一部抜粋・再構成し、「二面性のある日本史人物」のトップ3を発表したい。

あの歴史人物はどんなタイプだった?

日本史を彩る歴史人物たちがもし現代にいて、職場や学校が一緒だったら、どんなタイプの人たちだったのか? 

ランキング付けすることで、意外な一面をあぶり出せば、偉人たちを最も身近に感じるのではないか。そんな狙いから、50の項目でベスト3までを発表し、150人もの日本史人物を取り上げたのが、『ひょんな偉人ランキング ―たまげた日本史』である。

今回は、そのなかから「二面性」のある偉人ランキングを、筆者の独断と偏見で発表しよう。まずは第3位から!

3位:最弱なのになぜか生き残る小田氏治

戦国時代において最強の戦国大名は誰か? そんなお題が与えられたら、あちこちで議論が始まることだろう。

だが、「最弱の戦国大名は誰か?」ならば、満場一致で常陸南部を領した 「小田氏治」に決まりそうだ。氏治は重要な合戦でたびたび大敗し、居城の小田城を何度も落城させられた。

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