「間違えたら赤っ恥」大人が解きたい文章問題5選 次の文章の中にいくつ間違いがあるでしょう?

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大人こそ解いておきたい、国語力を上げる文章問題を紹介します(画像:EKAKI/PIXTA)
新商品の発表のみならず、不祥事が起こった際などに、対外的に発信される企業のプレスリリース。ビジネスシーンにおいて、対外的に発信する文章は、その内容はもちろん、文章そのものにも気をつけたいものです。誤字があったり、固有名詞を誤ったりしては、社会的な信用をさらに傷つけかねません。
そこで元毎日新聞記者の筆者が問題作りと編集を担当し、毎日新聞の校閲記者・岩佐義樹氏が監修をつとめた『小学生からチャレンジ えんぴつ1本ですごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本』(JTBパブリッシング)をもとに、ビジネスシーンで特に起こりがちな誤りを、オリジナルの問題とともに解説します(なお問題文の中で、前と後ろで矛盾している場合は原則として前を正しいものとし、後ろを誤りとします)。

ビジネスシーンで間違えがちな「固有名詞」

2024年も多くのプレスリリースが発表されました。不祥事に際して出されたものの中には、「怪文書」と呼ばれ、さらに炎上を拡大させてしまったものもありました。

近年、そういった例は枚挙にいとまがないように見受けられます。 こういったプレスリリースだけでなく、普段書いているビジネスメールでも適切な文章を使いたいものです。

まずはこちらの問題、どの部分が誤りでしょうか? ヒントは「固有名詞」です。

1:
父は松下電機(現在のパナソニック)に勤めていた当時、ブリジストンの株を持っていた。
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