NY高級百貨店「ド派手イルミネーション」やめる訳 20年近く続いてきたライトショー今年は中止に

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ニューヨークの冬の名物、サックス・フィフス・アベニューのイルミネーション。写真は2022年の様子(写真:hristopher Occhicone/Bloomberg)

毎年冬になると何千人もの観光客や買い物客を引きつけていた、点滅し、渦を巻き、爆発するようなスペクタクルで、年々精巧さを増しているように見えたイルミネーションが、見られなくなる。

少なくとも、今年は開催されない。

ニューヨークの高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」は、マンハッタン5番街の旗艦店で人気のイルミネーションを今年のホリデーシーズンには実施しないことを明らかにした。このニュースは今週初めからSNSに出始めた。これは従業員の証言に基づいたものだった。

理由は「高級品にとって厳しい年」だったから

サックスの担当者は月曜日、『ニューヨーク・ポスト』紙に対し、この決定を確認するため、「高級品にとって厳しい年」であったと語った。

同店は声明の中で、代わりに「この象徴的な建物の建築的意義を尊重し、ファサードをエレガントに照らし、ホリデーシーズンのウィンドウを縁取る」ことで旗艦店の100周年を祝う予定であると述べた。

百貨店の自慢のホリデー用のウィンドウディスプレイとともに、このイルミネーションは20年近くにわたって5番街611番地に多くの人を集めてきた。

声明の中で、サックス・フィフス・アベニューの広報担当者は、「しばらくの間、アプローチを変更することを検討してきた」と述べている。しかし、この決定は最近なされたようで、10月に発表されたニュースリリースには、サックスのホリデー用のウィンドウのように、「マスターカードが提供する」ライトショーについての記述があった。

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