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新Apple TVで明らかになる"お茶の間戦略" より安い製品との間で激しい競争になる

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9月9日、米アップルは、待望の「アップルTV」新モデルを発表し、お茶の間向け製品市場を制覇する戦略を垣間見せた。写真は新型アップルTV。サンフランシスコで9日撮影(2015年 ロイター/Beck Diefenbach)

[9日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>は9日、待望の「アップルTV」新モデルを発表し、お茶の間向け製品市場を制覇する戦略を垣間見せた。

新型アップルTVはアプリ配信サイト「アップストア」を完全搭載し、音声認識機能「Siri(シリ)」やタッチ型リモコンを導入した。

しかし家庭向け製品市場では米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>やロク社が提供するより安い製品との間で激しい競争にさらされそうだ。

10月末に149ドルで発売

新型アップルTVのセット・トップ・ボックスは10月末に149ドルで発売される。

アップルは既に、スマートフォンの「iPhone(アイフォーン)」などを通じてあらゆる場所で番組を見られるようにすることで、テレビ番組の視聴方法に変革を起こした。しかし家庭のお茶の間は今でも各社が制覇にしのぎを削る場所。キャンター・ワールドパネル・コムテックの調査責任者兼米事業統括、キャロライナ・ミラネージ氏は「聖杯」と表現する。

投資家はアップルに対し、売上高の3分の2近くを占めるアイフォーン依存を減らすよう求めてきた。

アナリストによると、アップルTVは重要な収益源になる可能性があるが、鍵を握るのはアプリ開発とサービスからの収入だ。業界専門家はアップルが複数のケーブルチャンネルを束ねるストリーミングTVサービスを開発中だとしているが、9日の発表には盛り込まれなかった。

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【ハードの利幅が薄い「コンテンツ重視モデル」】

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