効率的に短期間で上質な英語力を養う
Face to Faceのグループレッスン
英会話イーオン
「英語は通じればいい」と考える人は多い。確かに、言語である以上、意思疎通ができればいいという割り切り方は間違ってはいない。ただ、たどたどしい英語が「通じる」のは、聞き手の苦労と忍耐があってこそのもの。フォーマルなビジネスシーンで稚拙な英語を使っていたのでは、相手にされないだけではなく、自分や会社の立場を危うくしかねない。やはり、目指すべきは「相手に負担をかけることなく通じる」質の高い英語だ。
効率的に短期間で上質の英語を身に付けるには、「学生時代に学んだ知識を有効活用しながら、実際にどんどん話して英語運用能力を上げること」とイーオンの君嶋豊氏は言う。「英語は特殊能力ではありません。正しいトレーニング方法で練習を繰り返せば、英語は必ず使えるようになっていきます」とも指摘する。
では、正しいトレーニングとは、どのようなものか。イーオンでは、日本人が得意とする文法や語彙といった知識をベースに、弱点である「使い方」を鍛えるメソッドを採用している。レッスンではオリジナル教材を用いて、英語のルールを再確認し、ロールプレイで反復した後、自分の言葉で自分のことをクラスメートと話すことで、徹底的に英語をカラダに染み込ませていく。グループレッスンは発話する量が少ないと思われがちだが、イーオンでは教師2割、生徒8割の発話量でレッスンが進んでいく。
教師は外国人だけではないが、それにも理由がある。外国人教師は、ネイティブらしい言い回しやカルチャーを学べるのが利点。現地採用が原則で、「英語を教えたい」という情熱がある人を厳選し、「約1カ月に及ぶ厳しい審査を行っており、採用率は平均7%。たとえ100人の応募があっても、基準に満たなければ採用がゼロということもある」(君嶋氏)ほどだ。
一方、日本人教師はTOEIC満点94人、英検1級264人とこちらも精鋭ぞろい。その多くは自ら努力して英語を習得してきた経験がある。そのため、日本人がつまずくところや、その克服法を熟知しており、的確なアドバイスを行えるのが強みだ。
生徒はいつでも気軽に相談に乗ってもらえるが、実際には「たとえば宿題をやってこない方がいれば、『最近、お忙しいのですか? 今後の学習方法について、ちょっとカウンセリングをしましょう』と教師のほうから声をかけます」(君嶋氏)という熱血ぶりだ。また、クラスメートの存在は同じ志を持つ同志でありライバル。英語レベルは同程度でも、使う語彙やバックグラウンドは異なるので、レッスンのたびに新しい気づきや収穫があるという。
優れた教材、教えることへの意欲に燃える教師、そしてよき同志。上質な英語力を身に付けたければ、英語を勉強せずにはいられない環境に身を投じるのが近道ではないだろうか。