「花粉症」と付き合いつつ生活の質を上げるには アレルギー性鼻炎の原因はスギ花粉のほかにも

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高いパフォーマンスを求められるビジネスパーソンの大敵、花粉症。花粉症は春のものと思い込んで無防備になっている人もいるが、ブタクサなど秋シーズンの花粉にも警戒が必要だ。くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状は、集中力低下を招き、仕事におけるケアレスミスなどの原因にもなりかねない。はたして秋の花粉症にどのように対処すればいいのか。エスエス製薬のメディカルマネージャーに、その秘訣を聞いた。


アレルギー性鼻炎に悩む人が増えている。日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会が行った疫学調査によると、有病率は1998年の29.8%から2019年には49.2%に増加した(下図参照)。

※日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会『鼻アレルギー診療ガイドライン2024年版』

なぜアレルギー性鼻炎患者が増えているのか。エスエス製薬サイエンス本部メディカルマネージャーの大道克裕氏は次のように解説する。

「アレルギー性鼻炎の増加原因の1つに、抗原量の増加が挙げられます。例えばスギ花粉による花粉症が増えたのは、戦後に行われたスギ植林の結果、花粉を大量に出す樹齢30年以上のスギが増えたことが影響しているといわれています」

厄介なのは、屋外では一年中アレルギー性鼻炎の原因となる花粉があることだ。春はスギのほかにヒノキの花粉が飛び、秋にはブタクサやカモガヤなどの雑草の花粉が舞う。背が低い雑草の花粉は遠くまで飛散しないため測定値に表れにくいが、河原や公園に近寄ると花粉にさらされやすくなる。

「実はスギとブタクサの花粉は、花粉症の原因物質であるタンパク質の構造がよく似ています。そのため、ブタクサが飛ぶ秋にも、花粉症には注意が必要です」

秋の花粉対策も、基本的には春と変わらない。

「花粉の季節は、マスクなどで花粉との接触を避けるよう心がけ、帰宅時は玄関前で服を払うだけでも、家の中に入ってくる花粉を減らせます。

また、ダニやカビ、人の髪の毛や皮膚、ペットの毛などもアレルギー性鼻炎の原因になります。とくに秋は、夏に繁殖したダニのふんやその死骸が増え布団などにたまりやすい。しっかり掃除をしたいところです」

エスエス製薬 サイエンス本部 メディカルマネージャー 大道克裕氏

口呼吸を伴う鼻づまりにオールインワンで対処

アレルギー性鼻炎の症状は人それぞれだが、3大症状は「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」だ。

まず花粉などの異物が入って生体反応としてくしゃみが出て、ほぼ同時に鼻水が出る。さらにひどくなると鼻づまりになる。

鼻づまりにも段階があり、「口呼吸なしに息ができる」「1日のうちときどき口呼吸」「息苦しさがあってかなりの時間を口呼吸」「完全に鼻づまりで、口呼吸でなければ呼吸できない」と重症化する。

「くしゃみや鼻水もつらいですが、鼻づまりになると目の前のことに集中できずにイライラする、夜に息苦しくて眠れないといった2次的な悩みも発生しやすいですね。鼻炎は鼻粘膜の炎症状態。炎症になると症状が簡単には取れないため、花粉の飛散が少ない日も生活への影響が続きます」

QOL(Quality of Life)を下げるアレルギー性鼻炎の鼻づまり。中でも口呼吸を伴うつらい症状に悩む人にお勧めしたいのが、エスエス製薬から発売されている「アレグラFXプレミアム」だ。

アレグラFXプレミアム  要指導医薬品  
花粉、ハウスダストなどによる鼻のアレルギー症状(くしゃみ、鼻みず、鼻づまり)の緩和。
この医薬品は、薬剤師から説明を受け、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。


  アレルギー性鼻炎の飲み薬としては、フェキソフェナジン塩酸塩という抗ヒスタミン薬がよく知られている。抗ヒスタミン薬はくしゃみや鼻水の症状に効くものだ。

「アレグラFXプレミアム」はこのフェキソフェナジン塩酸塩に加えて、鼻粘膜の充血や腫れを抑えて鼻づまりに効く塩酸プソイドエフェドリンも配合。2つの有効成分で、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの3大症状をカバーできる。

「これまで、アレルギー性鼻炎の鼻づまりに対しては、内服薬や点鼻薬など、異なるタイプのお薬を使い分けていらっしゃる方も多くみられましたが、『アレグラFXプレミアム』は1剤でつらい鼻づまりも、カバーできることが強みです」

朝一番の「モーニングアタック」を乗り越える

「アレグラFXプレミアム」の特徴は、アレルギー性鼻炎の症状にオールインワンで効くことだけではない。

「アレグラFXプレミアム」に配合されたフェキソフェナジン塩酸塩は、非鎮静性の第2世代抗ヒスタミン薬で、眠くなりにくい。

実は以前から、フェキソフェナジン塩酸塩と塩酸プソイドエフェドリンをダブル処方した医療用内服薬はあった。ただ、OTC医薬品としては「アレグラFXプレミアム」が初めてだという(同社調べ)。
※薬局やドラッグストアなどで自分で選んで買える「要指導医薬品」と「一般用医薬品」のこと

「医療現場での使用経験を経てOTC医薬品になったという意味では、有効性についてしっかりとした背景があるといえます。また、忙しいビジネスパーソンにとって、病院に行かなくても薬局やドラッグストアで買えることは大きな利点でしょう」

「アレグラFXプレミアム」は、薬局やドラッグストアで購入できる。ただし、要指導医薬品であるため、購入に当たっては必ず薬剤師がいる店舗で対面で服薬指導や情報提供を受ける必要がある。店頭での手間をできるだけ減らしたい場合は、事前にセルフチェックをしたうえで薬剤師に相談することも可能だ。

服用は朝夕の空腹時に1日2回。実は朝は“モーニングアタック”といって、交感神経と副交感神経が切り替わって鼻炎がひどくなりやすい時間帯だ。また、目覚めて布団から出ると、夜中に積もったチリやほこりが舞いやすい。気持ちのよい翌朝を迎えるためにも、正しいタイミングで服用したいところだ。

なお、服用にも注意点がある。

「1週間服用しても症状の改善がみられない場合は、服用をやめて医師に相談してください。また服用途中で鼻づまりの症状が緩和された場合は、くしゃみや鼻水のみにアプローチする抗ヒスタミン剤単独療法に切り替えてください。『アレグラFXプレミアム』は、鼻づまりでつらいときを乗り切るためのお薬という位置づけで捉えてもらえるといいでしょう」

アレルギー性鼻炎のつらい症状に効く「アレグラFXプレミアム」。大道氏は最後にこう語ってくれた。

「この薬の服用条件は15歳以上からです。ビジネスで重要な場面を控えた方だけでなく、受験などで勉強中のお子様にもご使用いただけます。上手に活用して、ぜひ思いっ切り深呼吸できる健康的な状態で、人生の大事なシーンを迎えていただきたいですね」

アレルギー性鼻炎のつらい症状に効く「アレグラFXプレミアム」はこちら