総務省

第2回
国勢調査とインターネット

世界最大規模のオンライン調査

今回のオンライン調査では、どのような効果が得られることを期待されているのでしょうか。一つは、インターネットによる回答が、1000万世帯を超えると予想されていることです。今回のオンライン調査は、世界的にも最大規模のオンライン調査になると言われています。

オンライン調査は、24時間いつでも都合の良いときに回答でき、マークシートの塗りつぶしも不要です。提出も簡単なだけでなく、記入漏れや、入力の不整合などがあった場合は、自動的にチェックされ、正確な回答を促す機能が備わっています。さらに、オンライン調査に参加するほど、郵送料など経費の削減にもつながることになります。

その意味でも、オンライン調査の導入は、私たちにとってさまざまなメリットがあるのです。

インターネットで調査結果の活用も拡大

また、統計局のウェブサイトでは、2008年から政府統計共同利用サイトの開設などを通じて、インターネットによる統計提供の拡充・改善も進められています。国勢調査の結果を始めとする各種統計が、より長期間の系列で、インターネットで従来よりも使いやすい形で提供されるようになったのです。

それが『e-Stat(イースタット)』(政府統計の総合窓口)です。インターネットで簡単にデータをダウンロードできるようになり、国勢調査の結果の解説・グラフほか、統計表も活用できるようになっています。

地域別の詳細な分析をする場合には、統計データと地図を組み合わせて利用するツールもあり、地図上に結果を表したものを自分で作成することも可能です。

ビジネスパーソンにとっても、市場規模や需要動向の見積もり、出店戦略を立てる場合の人口構成や地域分布の統計データを活用できる絶好のツールと言えるでしょう。

国勢調査では、人口の規模と推移、高齢化の状況、少子化に大きな影響を及ぼす未婚・晩婚化の状況、雇用の形態や職業からみた就業の状況、昼間人口と夜間人口、世帯構造と就業の関係、外国人人口の増加など、ビジネスにとって重要な基礎データを地域別に知ることができます。

そのデータがインターネットで簡単に利用することができるのです。まさに国勢調査のデータは仕事の必需品なのではないでしょうか。

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連載一覧
第1回 国勢調査って、そもそも何?
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第3回 国勢調査員の仕事とは?
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第4回 国勢調査で何がわかるのか
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