あのバフェットが暴落前に大量の株を売っていた 「投資の神様」がアップル株等を大量売却していた訳

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シーファートが言及したのは、バークシャー・ハサウェイが、アップル株とバンク・オブ・アメリカ株を削減するという決断をしたことだ。バークシャー・ハサウェイは7月中旬、バンク・オブ・アメリカ株およそ3400万株を14億8000万ドル(約2330億円)で売却している。

「株式市場が悪化する局面では、バークシャー・ハサウェイは、短期的・中期的に日和見主義になる」とシーファートは述べている。

シーファートは、バークシャー・ハサウェイが慎重になっているのは市場が変動する可能性があるからで、相場が安定すれば再び投資機会を狙ってくるという。

またバークシャー・ハサウェイは、適正な価格で購入できる事業や個別銘柄が見つからない場合、手元に現金をためたままにしておくこともあると、ニューヨーク・タイムズ紙は指摘する。

最大の投資先は今もアップル

バフェットは、5月に開催されたバークシャー・ハサウェイ年次株主総会で、現金保有高についてこう述べている。「ぜひ投資したいと思っている。しかし、リスクがきわめて小さく多額の利益を得られる案件だと判断できない限りは投資しない」

バークシャー・ハサウェイは現在、投資の大部分を5社に集中させている。最大の投資先は今もアップルで、およそ840億ドル(およそ12兆円)相当の株を保有している。

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