東京からわずか1時間、アクセス抜群な物流施設 注目される「道の駅」や温浴施設も間近に!
豊かな光と観葉植物を配したくつろぎの空間
物流施設というと、人があまりいない場所にある無機質な建物をイメージする人もいるだろう。ところが、茨城県常総市にある「グッドマン常総」は違った。
一歩足を踏み入れると、広がるのは木漏れ日が差し込む開放感のあるアメニティスペース。まさか物流施設とは思わない人もいるだろう。そこには、上質なソファやチェアが置かれ、ランチタイムには仲間と談笑しながら昼食を楽しむ人たちが多くいた。観葉植物もあちこちに配置されており、ゆっくりとくつろいでほしいという施設からのメッセージが感じられる。
肝心の倉庫内も高品質だ。在庫管理の動線を工夫した設備が整っている。例えば、天井部は空気のよどみが生まれないように工夫されており、倉庫内の空気の流れにもこだわっていたり、倉庫内のデッドスペースを減らすために設計からこだわり抜いて作られていたりする。
入居企業で働く人からは「物流倉庫のイメージが変わった」「休憩エリアがとてもきれいでおしゃれ。ホテルみたいで驚いた」といった評価がある。オーストラリアに本社を持ち、14カ国でインダストリアル不動産事業を展開しているだけあってグローバルレベルの知見がある。そのノウハウを生かした空間づくりが働き手の確保に大いに影響しているといえそうだ。
抜群の立地でアクセスも人員確保にも有利
入居企業にとっては、アクセスのよさも重要なポイントだ。その点で、「グッドマン常総」は想像以上だ。
東京都内から車で移動した場合、所要時間は1時間足らず。圏央道の常総IC至近で、常磐自動車道の谷和原ICにも近い場所にあり、全線4車線(片側2車線)のためか流れもいい。成田・羽田国際空港からも約1時間のアクセスで、物流拠点としてのポテンシャルはかなり高い。
また、「グッドマン常総」の位置するエリアは常総市の官民連携による開発を進めている産業団地「アグリサイエンスバレー常総」の一画にある。産業団地というと一般の人が近寄りがたいニュアンスがあるが、ブックカフェや観光農園、道の駅といった魅力的な施設が集まっている。
常総市は人口6万857人(※)で、このエリアの利便性の高さやにぎわいは、強力な物流拠点としても、持続的な雇用確保の点でも有利だろう。実際に、働く人からも「注目エリアのハイクオリティで先進的な物流施設だから、建設中から募集が出たら働こうと思っていた」などの声があり、街への期待感も働く意欲につながっているようだ。
2024年度末には、隣接した場所に「グッドマン常総2」も竣工を予定している。カスタマー企業の入居が進めば、最終的に1,000人規模の従業員がこの地で活動する見込みで、コミュニティのさらなる発展が期待できる。2棟の建物がシンボルとなり、「アグリサイエンスバレー常総」の景観にモダンなイメージを添えるだけでなく、災害時の避難拠点として地域社会にも貢献する。
「『アグリサイエンスバレー常総』は今後さらに充実したエリアになっていきます。荷主から見た物流拠点としての魅力はもちろん、働く方にも喜ばれるのではないでしょうか」と語るのはグッドマンジャパン リーシング&ビジネス・ディベロップメント リーシング統括部長の坂本聖司氏だ。
「当社はこれまでも街づくりへの参画と併せて、物流施設を展開してきました。千葉県印西市の『グッドマンビジネスパーク』は、物流施設5棟とデータセンターが入居率100%で稼働していますが、同時にアメニティエリアとして商業施設などの開発も行い、近隣の皆様の心地よい暮らしと共存してきました。
『グッドマン常総』および『グッドマン常総2』も地域一体型の統合開発プロジェクトとして推進しており、入居企業の従業員の皆様がより働きやすく、より定着しやすい環境づくりを行っています」(坂本氏)
サステナブルで、賃料のコスト競争力も魅力
物流施設のみならず、街、そして社会において居心地のいい場所をつくるためには、サステナビリティへの取り組みも欠かせない。「グッドマン常総」では、太陽光発電によって4.25メガワットの電力を施設内で利用しているほか、充電量4,000キロワット/時の蓄電池まで設置している。
「今後、物流倉庫では自動化が進むでしょう。商品管理の空調も高度化し、電力消費量はさらに増える。それを見据えて、特別高圧を使用できるようにしてかなり多めの電力量を確保しています。同時に、可能な限り二酸化炭素排出量の削減努力をしていきます」(坂本氏)
実際、EV車の普及を見越してEV充電ステーションを設置しているほか、感染症対策として非接触システムを搭載したエレベーターやドアなども採用している。
さらに、省人化効果があるダブル連結トラックも建物1階にアクセス可能だ。「グッドマン常総2」も同様のサステナビリティ機能や設備を搭載し、倉庫設計のハイスペックな仕様も継承される。
サステナビリティ情報開示の義務化が進んでいる今、こうした取り組みを実施していることも、入居企業にとっては大きな魅力だろう。
「土地や建築費が急激に上昇している中で、コスト競争力のある賃料のご提案にも自信があります。首都圏一帯の輸配送や中継拠点、保管拠点にも適しており、周囲環境もアメニティ施設が充実した立地です。また、施設内の倉庫設計にも力を注いでいます」(坂本氏)
現在、「グッドマン常総」にはアパレルや物流といった業種が入居。食品系企業なども関心を示しているという。高い先進性を持つ物流拠点を展開したい企業にとって、従来のイメージを覆す「グッドマン常総」「グッドマン常総2」は、検討に値する選択肢になるのではないか。
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