「ロックTシャツ論争」に荻野目洋子参戦で再燃 40代女性「着たいけどママ友の前では…」と悩み
6年も前の記事で、これまでも何度か”炎上”している話題だが、今回もネット上ではさまざまな意見が飛び交った。そんな中、6月15日に歌手の荻野目洋子はXでこうつぶやいた。
<何ならおばあちゃんになっても着ていたい。(中略)他人の事を批判する前にまず自分を幸せに出来る人間でいようと思うし楽しめる大人でありたい。服にはそういう力がある。「パワァーーー!!」>
荻野目のこの投稿にはロックTシャツ愛好家から称賛の声が寄せられた。
「東武」には行けても「伊勢丹」は無理?
では、実際に「ロックT」を着ている40代以上の女性たちは、どんな“本音”を抱いているのか。
自らもロックT愛好家の記者が取材をすると「好きなものを着てどこが悪い?」という気持ちと「迷える乙女心」の両方が見え隠れする答えが返ってきた。
「荻野目ちゃんみたいに、小顔でショートカットの女性は着こなせそう。私は新宿の伊勢丹には着て行けないけど、池袋の東武百貨店になら行けるかな? いや、おしゃれに着こなせていたら伊勢丹にも行けるかも」(40代)
「歩いて2分の『まいばすけっと』(イオン系の小規模スーパー)には着て行けるけど、歩いて15分の最寄り駅の近くの『セブンイレブン』には行くことができない…」(40代)
徒歩2分と徒歩15分の境界線とはなんとも微妙だが、わからなくもない。自宅からの“距離”で判断している人はまだいる。
「好きなアーティストの名前やロゴやキャラクター、バックプリントにツアーの日程などの入ったTシャツはライブに行くと必ず買ってしまいますね。Tシャツ代は5000円くらいですから。
ライブ会場で買って、すぐに着ます。そして、帰りもライブ会場の最寄り駅までは着ていますけど、自宅の最寄り駅に着いたら脱ぐ、もしくは、上着をはおる」(40代)
ライブ会場以外では「着ない」もしくは「着られない」という声も……。
「この年代になると、そんなにTシャツは着ないのに、思い出の品というか、記念品ということでロックTシャツを購入することは多いですね。