格安スマホ「IIJmio」への乗り換えが今注目の理由 電気通信事業法の改正で「攻め」の施策を展開

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春闘に伴う賃上げが注目されるが、それを上回る物価高への危機感が募る。そうした中、固定費を見直しているビジネスパーソンも少なくはないだろう。そこで注目したいのはスマホ料金だ。なぜなら、「電気通信事業法の27条の3の見直し」に伴ってスマホ料金に変化が訪れているからだ。

電気通信事業法の一部見直し

エネルギー価格の高騰や円安などに端を発する物価上昇は、今後も続くだろう。賃上げの実態に注目も集まっており、賃上げしても物価の上昇を上回って可処分所得が増えるとも限らない。とくに家計においては、各支出を見直すいい機会でもある。そこで目を向けたいのが、スマホだ。

なぜ、スマホなのか。その背景には、2023年11月の「電気通信事業法の27条の3の見直し」がある。見直し以前は、スマホの端末代を大幅に引き下げる割引手法を一定シェア以上の携帯電話会社に対して規制していた。それが、一部携帯電話会社では行えるようになったのだ。

規制の対象外となったキャリアの中でも注目したいのが、国内MVNO※1市場で大きな存在感を放ち、目下“攻め”のキャンペーンを展開しているIIJmio(アイアイジェイミオ)である。これまでIIJmioもこの規制対象だったが、今回の見直しによって対象から外れた。その結果、携帯キャリア大手では難しいスマホ端末の大幅値引きなどを行えるようになった。

なお同ブランドを手がけるIIJ(インターネットイニシアティブ)といえば、日本のインターネット界を黎明期から支えるプロバイダーで、現在も企業向けインターネット接続サービス事業を中核としている。この中核事業のアセットを生かしたMVNO事業も拡大してきた。

そんなIIJmioが打ち出す施策の1つが、ほかの携帯電話会社からの乗り換え時に、スマホ端末を110円~の特価で買えるキャンペーンだ(2024年6月3日までの申し込み)。

110円〜の特化スマホ
例えば、中国のスマホ大手であるXiaomi(シャオミ)の「Redmi Note 10T」やレノボ傘下のブランドで近年海外において勢力を拡大しているmotorola(モトローラ)「moto g24」などが110円で購入できる

それ以外にも、iPhoneをはじめとした人気ブランドの端末が特価になっている。例えば、Apple「iPhone 12・64GB」(美品)が通常5万9,800円のところ3万9,800円、Google Pixel 7a(未使用品)は通常5万7,800円から4万4,800円。そのほか、人気の国内スマホメーカーなら、SHARP「AQUOS wish3」が通常3万3,800円が1万7,800円に大幅な値下げを行っている(すべて税込み)※2

スマホを買い替える場合、このキャンペーンはかなりお得だろう。乗り換えと同時にスマホを購入するだけで、お得な価格になるとは絶好のチャンスだ。IIJmioの端末特価施策は、とくに以下のようなユーザーにとっても非常に重宝するのではないか。

・これまでもスマホを使ってきたが、端末が古くなってきたので買い替えたい。ただ、端末費用はできるだけ抑えたい。

・端末を新たに買うに当たり、国産ブランドや有名ブランドなど信頼性・安心感の高いブランドを選びたい。ただ、端末にそこまで多額なお金はかけたくない。

・外出先でも家でも動画コンテンツをスマホで見る機会が多く、AQUOSをはじめとする、画面が大きくて高品質の端末をお得に手に入れたい。

在宅ワーカーにもってこいの
2ギガ+5分かけ放題コミが今なら月額500円

加えてIIJmioは、2ギガや、5ギガなど少ないデータ量のプランも充実しており、Wi-Fi環境下で生活することの多い在宅ワーカーにはもってこいのブランド。また、「2ギガ+5分かけ放題コミ、最大6カ月間月額500円」というキャンペーンも実施中だ。

本来2ギガ・850円の月額基本料が440円引きの410円で、さらに本来500円の5分かけ放題が410円引きの90円。合わせて500円で使用できる(すべて税込み)。

本キャンペーンは2024年6月3日までの申し込みで最大6カ月間適用されるもので、IIJmioに新規申し込み(音声SIM、音声eSIM)の場合は、基本的に誰でも利用可能だ。

実際のところ、“2ギガ+5分かけ放題コミが月額500円”のインパクトは、相当に大きい。例えば、

・在宅でのリモートワークが中心で、家ではWi-Fi回線を使うため、データ通信量は2ギガもあれば十分※3

・スマホは何かあったときの受発信と電子決済、本人確認に使うくらいで、基本的にスマホは“あればOK”。

・お店の予約や親への電話等で、意外と通話の頻度が多い。

といったユーザーは、この機会に乗り換えない手はないだろう。

外出先でテザリング・動画の利用も安心な「大容量プラン」

では、出先で動画やゲームを頻繁に利用するユーザーは、どうすれば?

実は、IIJmioではそうしたユーザーに向けた大容量プランもキャンペーンを打ち出している。2024年6月3日までの申し込みで、本来30ギガ・2,700円のところが「35ギガ・1,350円」に、40ギガ・3,300円が「45ギガ・1,650円」に、そして50ギガ・3,900円が「55ギガ・1,950円」で最大3カ月利用可能(すべて税込み)。家族でIIJmioを使っていれば、余ったギガを家族間でシェアすることもできる。

プラン概要

前述のスマホ大特価セールに、この大容量プランや月額500円等のキャンペーンを組み合わせることで、お得に使い始めることができるため、新たにスマホを持つ際のハードルを大幅に下げられる。それこそ、子どもが進学や独り立ちでスマホを持つことになった際や、高齢の親にスマホを持ってもらいたい、といったケースにも重宝するだろう。

忙しい日常で、次々と打ち出されるスマホのプランを追いかけることは現実的ではないだろう。しかし、制度が変更された後や大々的なキャンペーンのタイミングは、見直しの絶好の機会となるのではないか。結果的にそこでの改善が、長きにわたって家計に寄与するだろう。IIJmioは、そうしたスマホの見直しに際して、ぜひとも検討したい選択肢の1つだ。
⇒IIJmioのプラン詳細を見る

※1 MVNO:「Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)」の略。自社の通信設備を持たずに格安でスマホやSIMサービスを提供する事業者のこと。格安SIMともいいます
※2 乗り換え価格で購入できる端末ラインナップは、在庫状況により順次変更。最新状況はコチラを参照ください
※3 データ量の追加はプランにかかわらず、1ギガ当たり220円(税込み)で購入ができます
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