8309 三井住友トラスト・ホールディングス 国内で唯一上場している信託グループ

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取締役執行役社長 高倉 透
取締役執行役社長
高倉 透

当社は国内で唯一上場している信託グループで、預金や融資などの銀行ビジネスと並んで、資産運用・資産管理や不動産といった信託関連ビジネスを展開しています。

証券代行や年金信託、遺言信託、不動産仲介など、幅広い領域で信託グループらしい商品・サービスを提供し、お客さまとの「長期の信任関係」を築きながら成長してきました。

業界トップレベルの企業をグループに擁する
業界トップレベルの企業をグループに擁する

新たな中期経営計画、ブランドスローガンを策定

2024年に創業100周年を迎える中、2023年5月には、「『信託の力』で、次の100年を切り開く」をコンセプトとする新たな中期経営計画を、10月には、お客さまや社会から「信じて託される」尊さと、「未来への願い」に応えるという私たちの強い意思を表すブランドスローガン「託された未来をひらく」を策定しました。

歴史を振り返ると、例えば高度経済成長期には、「貸付信託」という商品で個人のお客さまからお預かりした資金を国内の重厚長大産業の設備投資に提供するなど、「信託の力」が日本の経済成長を支えました。

超高齢社会や気候変動等の様々な社会課題が顕在化し、日本政府が「資産運用立国」を掲げる足元の環境は、社会課題やお客さまのニーズに柔軟に対応できる信託の強みを活かし、「信託の力」を発揮する好機であると考えています。人的資本の強化に取り組み、「信託の力」の根源となる社員の多様性や専門性を向上させながら、社会課題解決のために信託グループの強みを活かしたソリューションを提供し、資金・資産・資本の好循環を生み出すことで、お客さまや社会のWell-being向上を実現するとともに、当社自らも次の100年に向けて力強く成長していくことを目指します。

2030年度までに目指すありたい姿としてROE10%以上の達成を掲げ、中期経営計画最終年度である2025年度にはROE8%以上、純利益2,400億円の達成を目標とし、利益成長に沿って株主還元も強化していく方針です。

DATA

■設立 2002年2月1日
■資本金 261,608百万円
■従業員数 23,095人(連結)
(2023年9月30日現在)