精緻な技術が生み出す「オシアナス」の新たな表現 新作のテーマは「街の光が差し込む海の煌めき」
テーマは「街の光が差し込む海の煌めき」
その名はギリシア神話に登場する海の神「オケアノス」に由来し、ブランドロゴも波をモチーフとしたカシオの「オシアナス」。想起させるのは見渡す限りの絶景と勇壮な冒険心に満ちたヨーロッパの海で、独特のスポーツ&エレガントなスタイルで知られているブランドだ。電波やBluetoothといった先進機能をいち早く取り入れているのも特徴であり、2004年の誕生以来、違いを求めるヤングエグゼクティブやトレンドセッターを中心に人気を獲得してきた。
「オシアナス」において、フラッグシップの称号を得ているのが「マンタ」シリーズだ。最先端の機能や趣向を凝らした装飾に加え、好事家から「オシアナスブルー」と呼ばれる独創的なブルーを用いているのが特徴だ。メタルへの蒸着技術や光の屈折による表現を追求し、これまでさまざまな色合いを見せてきた。
そうした研究の末にたどり着いたひとつの到達点が、今冬に発売された「オシアナス マンタ OCW-S7000C」だ。これまでにない「街の光が差し込む海の煌めき」をテーマに、妖艶で洗練された色合いを生み出している。
ベゼルと文字板で艶やかな海を表現
ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、上海、そして東京……国際的な競争力に優れるビジネスの中心地には、多くのシーサイドシティが含まれている。広がる平野が多くの人々に住処を与え、物流を促す港湾や河川が経済を発展させてきたという人類史を振り返れば、“街”と“海”が分かち難い関係にあることは自明だ。日が暮れれば高層ビル郡から放たれた明かりが海面に落ち、夜の静寂になんともいえないグラデーションが描かれていく。「OCW-S7000C」がベゼルと文字板で見せるのは、そうした街の海の煌めきだ。
スポーティなタキメーターを刻印したベゼル上には、高品位な素材であるサファイアガラスを採用。これをリング状にした後、裏面にレーザーを当てて深さや模様をあえて不規則に加工。これによって光の反射がランダムになり、海面のような煌めきを生み出すことに成功した。その上で紫から青色へと変化するグラデーション蒸着を採用し、都会的な雰囲気を醸成させている。
縦目の3カウンターが印象的な文字板も、ベゼルと同じく紫から青色へと移り変わるグラデーションカラーで彩色。加熱処理した再結晶チタンによって微細なテクスチャーを成形・転写できる高度な金型技術を使い、海の煌めきをイメージした有機的な型打ちを施している。微細な縞模様はまるで空から洋上を眺めているかのようで、雄大な海に想いを馳せてしまう。
スリムケースに先進機能を凝縮
フラッグシップモデルと呼ぶにふさわしいスペックの高さも健在だ。
標準電波受信機能による時計単体での時刻修正に加え、Bluetoothを利用したスマートフォンリンクによる時刻修正機能も搭載。約300都市から簡単に設定できるワールドタイムや、タイムゾーン/サマータイムの自動変更にも対応し、世界中のあらゆる場所で活躍する。これだけの機能を詰め込みながら、ケース厚がわずか9.5mmというスリムさを達成しているのも画期的だ。
さらにケースとバンドにはチタンカーバイト処理を施した素材を採用し、高級感に満ちた質感と優れた耐摩耗性、全体で約83gという抜群の軽さを実現させている。
新しい表現をまとった「オシアナス マンタ OCW-S7000C」。世間の荒波を乗り越えていこうという現代の挑戦者立ちにふさわしい一本だ。
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