「賛否両論」笠原さん、妻亡き後も歩む切り盛り人生 店の経営、3人の子の育児、そしてYouTubeも

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笠原将弘さん(撮影/山田智絵)
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東京・恵比寿に店を構える人気日本料理店『賛否両論』の店主である笠原将弘さん。

ユーモアのある語り口や、さわやかな笑顔が印象的だが、若いころに両親を亡くし、最愛の妻もがんで他界(享年39)、シングルファザーとして子ども3人を育て上げた苦労人だ。今春、末っ子の長男が家を出て一段落したという。

娘たちはかみさんに似たんだろうな

「仕事以外に趣味もないし、店を閉めたらサウナに直行してますね。それ以外のリフレッシュ方法は……残念ながら今のところないかなあ(笑)。昔ながらのサウナが好きで、ずっと同じ場所に通ってます」

当記事は「週刊女性PRIME」(運営:主婦と生活社)の提供記事です

サウナから家に帰る途中にスーパーで食材を買い、帰宅後晩酌のつまみを作る。他界した江理香夫人やご両親も、大のビール好きだったそう。祭壇にビールを供え、グラスを傾ける。娘たちと時間が合えば一緒に呑むこともあるという。

「娘たちのほうが僕より酒が強いくらいですよ、かみさんに似たんだろうな」

と、江理香さんを懐かしむ。

『賛否両論』も開店から20年目を迎え、国内の支店だけでなく海外にも進出。これまでに出版した書籍の累積発行部数は100万部を超す。

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