「どう考えても私には腹落ちするような解が導き出せない。独り言で終わってほしいと思っている」(東京応化工業の種市順昭社長)
半導体材料であるフォトレジストメーカー大手・JSRが今年6月に発表した、株式非公開化が業界で波紋を広げている。政府系ファンドである産業革新投資機構(JIC)が主体となり今年12月までにJSR株のTOB(株式公開買い付け)が行われる。
今回の非公開化はJSR側からJICに2022年11月に話を持ち込んだことがきっかけになったというが、その狙いについてJSRのエリック・ジョンソン社長は「日本の半導体材料セクターにおける業界再編の主導的な役割を担っていきたい」と強調する。

