まさかの「特別損失」に社内騒然
そのお粗末な「失敗」は、誰にとっても決してひとごとではない。
「特別損失 約3億円」。とある企業で昼下がりに開催された会議。集められた部長陣に突きつけられたのは、そんな目を疑う数字だった。当事者でない多くの社員が「うまくいっている」と思い込んでいたDXプロジェクトは、実はかなり初期段階から迷走を極めていた。
プロジェクトを主導した貝初疎史(かいはつ・うとし)部長の回想をのぞいてみよう。
※ この物語はフィクションですが、企業や開発ベンダー、エンジニアへの取材で得た情報や実際のエピソードを基に構成しています。


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【どうなる!? 貝初部長】
